自己注射①

術後のホルモン値

最後の抜糸から3ヶ月くらい経ちました。

先生に、サルベージ内分泌療法に挑戦すると伝え、

先生からも「2回目のTESEまでに精子が出れば一番ですね」と言われ、本当にそうなれば最高なのに・・と願ってました。

自己注射を始める前に、血液検査をして今のホルモンの値を調べました。

手術後のホルモン値

FSH (卵胞刺激ホルモン)6.0

LH(黄体形成ホルモン) 3.9

ITT (テストステロン)543

これは、基準値内ではありますが、手術前に比べるとかなり上がってます。流石に、細胞に傷をつけているので、体も頑張ってホルモンで補おうとしますね、、

ITTも基準値ですが、かなり下がってます。

先生曰く、ITTについては元の基準が高いから2回目のTESEをしても大丈夫だそうです。

元々が低い人だと手術によって基準値以下になってしまい、怠いなどの症状が出てきてしまうそうです。(そうなると、ホルモン補充が必要になるそうです)

また、私が気になっていたプロラクチンの値についても調べるように夫に伝え、先生に必要ないと言われながらも調べてもらいました。

高プロラクチン血症が無精子症の原因になるという記事を見つけ、夫の血液検査の項目に入っていなかったため、どうしても気になってしまいました。

プロラクチンも正常値・・・先生、夫、ごめんなさい笑

自己注射開始

まず、1ヶ月はhCG注射のみ。

小さい瓶に入った粉ともう一つの小さい瓶に入った液をまずは太い針の注射針で混ぜ合わせ、その後細い針の注射器で吸い出し、体に注射します。

病院からもらった注射針が、細いと言っても少し太めの針だったようで、注射するとき「痛ーい!!」と言いながらも、頑張って注射していました。

日付管理は私がしてました。一日おきではないので、カレンダーで印をつけていつ注射したか、次の注射はいつか忘れないように気をつけてました。

お風呂から上がったら、「今日は注射だよー」と伝えてましたが、痛いからか本当に嫌そうで。可哀想だけど頑張ってーとしか言えず、胸が痛みました。

自己注射をしている方はご存知かもですが、注射をすると、注射針や薬が入っていたガラス瓶などが多く出ます。

一般ごみでは捨てられず、病院の廃棄BOXに捨てなければなりません。

自宅用の廃棄BOXが、その病院に売ってなかったため、薬局に尋ねたところ、使用済みのペットボトルなどに入れて、持ってきていただければ、廃棄できますとのことでした。

なので4ヶ月間、500ミリのペットボトルに注射針をためては、病院の近くにある薬局に持って行ってました。

1ヶ月後のホルモン値

痛い自己注射期間も1ヶ月が過ぎ、血液検査と精液検査をしました。

この血液検査の結果を知れるのは、さらに1ヶ月後の検査日。

1ヶ月後の検査結果は、

精液検査は、ゼロ。

ホルモン値は

FSH(卵胞刺激ホルモン) 0.2 ↓

LH(黄体形成ホルモン) 0.9 ↓

ITT (テストステロン)1191 ↑

無事に狙い通り、FSHとLHは下がり、ITTは増えてました。

先生からも「いい感じだね」と言われ、引き続き、hCGに加えて、FSHも追加して注射することとなりました。(1ヶ月前の検査なので、すでに打ち始めてます)

注射代は、hCG+FSHで15万円ほどをお支払い・・・(白目)

これが続くのか、、と将来が恐ろしくなりました。

医療費控除はできるので、領収書だけはしっかりと保存しておきました!

 

 

 

 

 

 

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