Tクリニック受診
1週間経って、ようやくクリニック受診日になりました。電車で向かいドキドキしながら、受付に行きました。
1フロアなのですが、とにかく人が多くて、受付番号の桁も5桁くらいありました。呼ばれると画面に表示されるシステムだったのですが、見逃さないよう必死でした。
画面に私たちの番号が出て、診察室に通されました。
事前にネットで見ていた先生とは別の先生だったので、一瞬不安でしたが、すごく優しく、今までの経緯を聞いていただきました。
触診するとのことで、私は診察室の外へ。
しばらくすると夫が出てきて、精液検査にいくとのことでした。頑張ってーと送り、私はひたすら待合室で待ってました。(夫が、自分の携帯やタブレットを持ってきてよかったー。と言っていたのできっと採取室にいいものはあまり置かれていないのだと思います。笑)
夫はその後、血液検査のための採血も済ませ、また診察室に呼ばれるのを二人で待っていました。
診察室に呼ばれ、
先生「やはり、精子はゼロでした。以前クリニックでも調べているため、二回目もゼロとなると無精子症になります。ただ、触診やエコーでも、精巣の大きさや硬さは正常、他に異常も見つからないため、何でゼロなのか不思議な感じです。」
と言われました。
その後、無精子症には、閉塞性と非閉塞性があるとの説明を受けました。
簡単に言えば、精子は作っているが、通る道が塞がってしまっているのが閉塞性無精子症。
元々精子を作っていない、もしくはわずかにしか作っていないのが非閉塞性無精子症。
調べる方法は、エコーで閉塞部分がないかの確認と、ホルモン検査でFSHとLH、テストステロンを調べ数値を見るとのことでした。
また、染色体検査、Y染色体微小欠失(AZF)検査も行いました。
これはそもそも、生まれ持った染色体に異常がないか確かめるものです。Y染色体のAZF領域に欠損がると(AZFa AZFb)そもそも手術しても精子は取れないことがわかっています。
精子の回収率は
AZFc欠損:87%
クラインフィルター症候群:52%(20代は63%)
染色体正常、既往歴なしの非閉塞性無精子症:23%
AZFaもしくはAZFb欠損:0%
だそうです。(もらった資料より)
検査の結果は3週間後に分かることになりました。
クリニックからの帰り道、
「先生も不思議って言ってたくらいだから、きっと大丈夫だね」と私が言うと
「俺もそんなに他の人より小さいって思ったことないから、大丈夫だと思ってた」と夫が誇らしげに言っていました笑
ホルモン、染色体、AZF遺伝子微小欠失検査 結果
長い長い3週間。調べたって結果を待つしかないのに、ブログや無精子症について調べまくってました。
結果を聞く日、この日で運命が変わると思っていたので、すごく不安で緊張していました。夫は、きっと大丈夫だよーとあんまり緊張している様子はなし。
診察室に入ると、ネットで見ていた有名な先生が!
「ホルモン検査は正常です。染色体やAZF遺伝子にも欠損異常なし。なので、閉塞性無精子症ということになります。」
と言われました。私は思わず、「よかったーーーーーー」と声が出てしまいました。
ちなみにホルモン値は、FSH 3.8 LH3.1 T616
先生からは手術について説明がありました。
閉塞性無精子症は、無精子症の約15%の方に当てはまるそうです。手術はSimple TESEで、早ければ10分ほどで終了し、傷も小さくて済むので痛みも少ないだろうとのことでした。97%精子は取れますが、もし取れなければ、Micro-TESEに切り替えるそうです。何と言ってもSimple TESEはMicro-TESEの半額ほど!予想していたより、安く済むことにほっとしました。
診察が終わり、手術の詳細を看護師さんから説明してもらいました。ただ、診察が終わってから色々と疑問が湧いてきて、看護師さんにお願いしてもう一度先生に質問させてもらうことになりました。
聞くことを忘れないように、走り書きをしながら。
質問
もう一度診察室を訪れるなんて、忙しい先生や待ってる人に申し訳ないと私は思っていましたが、夫は患者の権利だから大丈夫と堂々と診察室に入っていきました。
聞いたことは、(ちなみに、97%と言われ、精子は取れる気でいます 笑)
●私の検査などは同時にしなくてもいいのか?
●閉塞性ならば、精路再建手術は考慮できないのか?(精路再建すればその後も自然妊娠可能なため)
●精子が取れたとして、子どもは何人くらい持てるのか
先生の回答としては、
私がまだ若いため(若いと言ってもアラサー)夫の結果が出てから私の検査で問題ないこと。
精路再建を希望なら、山口の有名な先生を紹介できるが、エコーで見て閉塞部分がないと、再建するのがすごく大変だから、手術も大変になってかつ入院も必要になること。
子どもは欲しいだけできます。
と言われました。それを聞いて、夫はTクリニックで日帰り手術を受けることを決め、その日に日程まで決めていました。(前聞いた時は、大事なとこを切るなんて嫌って言ってたのに 笑)
クリニックにいく道のりとは打って変わって、二人ともルンルンで帰宅しました。
夫がきっと怖いであろう手術に前向きなことで私もすごく救われました。
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